チャカ塩湖（漢字表記：茶卡塩湖）は西寧市310ｋｍの距離、標高は3,100m。ツァイダム盆地の東部、烏蘭県茶カ鎮の南に位置する。チャカとはモンゴル語で「塩海」の意味、天然の塩湖である。

遊歩道の真ん中には線路があって、乾期にはトロッコ列車に乗ってチャカ塩湖の先までいける。運がよければ、昼間頃、湖上に現れた家屋、牛群、羊の群れなどの蜃気楼を見ることができる。チャカ塩湖に到着すると、まるで異世界に迷い込んだような神秘的な雰囲気で「千と千尋の神隠し」で主人公の千尋が最後に湖の中に続く線路を歩くシーンが浮かんでくる、そのモデルになったのはこのチャカ塩湖ではないかと言われている。

チャか塩湖は既に3000年余りの採掘のある塩湖で、地殻運動によって、形成されている。ここで塩湖の風景を観賞することができるばかりか、機械で塩を採取する作業を見学することもできる。