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ドングリ砂漠(騰格里砂漠)

トングリ砂漠(騰格里砂漠)

トングリとはモンゴル語でMongke Tengriと称されて、果てしなく大きな空の意味。モンゴル民間宗教ではトングリ神(天神)は最高の神様である。

トングリ砂漠はアルシャ-の南東部にあり、北緯37°30′~40°、東経102°20′~106°、面積4.27万㎢。砂漠標高1200~1400m。東は賀蘭山に至り、西が雅布頼山、南は長城に接して、非常にダイナミックでなかなか神秘的な所。中国四大砂漠(タクラマカン砂漠、クルパンテュンギュト砂漠(古班通斯特)、バダインジャラン(砂漠巴丹吉林)の4番目に広い砂漠である。トングリ砂漠砂丘の中に数万年も存在する窪地、山地、平地などが点在している。砂丘は7%山地、22%平地、砂丘の中には流動砂丘は93%も占めている。

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砂丘の多くは三日月形に湾曲した形状で、砂漠と窪地の辺縁に点在し、砂丘の高さは10~30mのものが多いが、100mに達するものもある。風向きの影響で南東方向に移動することが多い。トングリ砂漠の年間平均降水量が102.9㎜、平均気温7.8℃、最高気温39℃、最低気温-29.6℃、蒸発量2258.8ミリメートル、無霜期間168日、太陽日射150キロカロリ/㎝、一年中に南西の風、年平均風速4.1m/s。植物は大部が沙蒿 (サーホウ、Artemisia desertorum)と針葉樹が 寄生している。

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2021年12月29日、トングリ砂漠を貫く烏瑪高速道路の寧夏回族自治区青銅峡市-中衛市区間が開通。全長122.9kmのうち18kmはトングリ砂漠を通過する区間となっていて同自治区で初めて砂漠に建設された高速道路となっている。