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青海湖

青海湖(せいかいこ)は、モンゴル語でココノールと呼ばれ、青い湖という意味。文字通り青色をした湖で、青海省の省名の由来にもなっている。青海省西北部の青海湖盆地の中にあり、西寧の西150キロのところにある。青海湖の標高は約3200メートルある、周囲は360㎞、面積は4560で中国最大の内陸湖、最大の塩水湖である。

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湖の北西部には鳥島という名の島がある。毎年10数万羽の鳥が青海湖に飛来する。春になると斑頭雁(かりの一種)、鳶色頭カモメ(カモメの一湟種)、アカツクシガモ、鵜など数十種の鳥が島を覆い尽くすようにやってくる。渡り鳥はこの時期に子育てのために湖上の小島に滞在し、8月には東南アジアや中国南方へと飛び立っていく。

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青海湖に生息する魚は湟魚という魚一種類のみ。この魚は鯉の一種で鱗がない。西寧からくると手前に日月峠がみえる。ここが中国内陸とチベットの分水嶺で、ここを越えると裸麦の農耕、世界から草原の遊牧の世界へと景色は一変する。

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夏は、青海湖の青い波が起伏し、水が天と共に一色なり、のんびりとした羊の群れ、翼を広げて羽ばたく水鳥、遠いところの雪山と調和のとれた絶妙な絵巻を構成している。湖畔には立派な宿泊施設が完備され、テント風の施設(張房式)や小さなホテルに泊まることができる。 7月~8月の青海湖のほとりは菜の花が咲き乱れ、一面黄色に染まる。