CHINA OVERSEAS TOURIST CO.,LTD

  • +139 0918 8587
  • isamu@otcxian.com
: ホーム > 雲南 > 雲南旅情報
シャングリラ 普達措国家公園

普達措国家公園はシャングリラから東に約22km離れた、中国で最初の国家公園。雲南省北西部の「三江併流」世界自然遺産の中心地帯にあり、国際重要湿地である碧塔海自然保護区と「三江併流」世界自然遺産紅山エリアの碩都湖風景区という二部分からなっており、碧塔海、碩都湖と霞給チベット族文化自然村を主な構成部分としており、シャングリラの主な観光スポットの一つですあ。海抜は3500mから4159mまでの間にある。

園内に鏡のような高山湖沼、草を生い茂った牧場、花の咲き乱れた湿地、鳥や獣が常に出没する原始林などがあり、高原明珠の美称を持つ碧塔海と碩都湖は美しい淡水湖である。牧場の林の中で散歩する時に、馬の首のベルの清らかな音が耳に響いており、立ちのぼる炊煙が遠くから見え、のどかな田園風景を楽しめる。

 普达措.jpg

公園の観光資源は自然生態景観資源と人文景観資源から構成されている。自然生態景観資源は地質地形景観資源、湖沼湿地生態観光資源、森林草地生態観光資源、峡谷渓流観光資源、珍しい動植物及び観賞植物資源という五つ部分に分けている。人文景観資源というのは普達措国家公園自然生態景観に魂を添うチベット族の伝統的な文化であり,宗教文化、農牧文化、民族風情及び民族風建築などを含んでいる。

 普达措2.jpg

普達措の語源

「普達措」はシッタンの訳であり、「舟の湖」を意味する。チベット語で「碧塔海」と呼ぶ。最初にチベット仏教葛瑪巴生き仏十世法王の著した『曲英多傑伝』に記載されている。「八種の徳」を持つ湖沼が普達と言い、静かな湖水は目や心を清める。 

普達措四季の景色

 春になると、野花の咲き乱れた高山草地、山の一面で満開のツツジなどの景色を楽しめる。夏になると山の中で納涼したり野花に彩る草地を観賞することができる。秋になると、油絵のようにカラフルな何重に重なる山林が見られる。冬にサファイアのような奇麗な青水を持つ湖が雪山に囲まれて美しい青と白とは互いに引き立て合い、絶妙なコントラストをなしている。

 普达措4.jpg

普達措の植物

普達措国家公園は亜温帯気候に属し、秋と冬は長くて春と夏は短いで。年間平均気温5.4℃、最も暑い時期は7月、平均気温は13.2℃で。最も寒い時期は1月、平均気温はー3.8℃で。園内の植生はモミが多い、ほかにはツツジ、竹、苔、忍冬、トウヒ、松、くぬぎ、セコイア、赤樺、楊、白樺など高木が生きている。草地はよもぎ草地で。水生植物は主に香満群落、光目子菜葉群落、狐尾群落、梅藻群落などがある。

普達措の動物

普達措国家公園自然保護区には珍しい動物が多い。国家一級一類保護動物であるオグロヅル,二類保護動物であるアカゲザル、オオヤマネコ、ウンピョウ、金猫、黒鹿、鹿、毛冠鹿、林麝、蔵馬鶏、赤緑尾キジなど,三類保護動物はベニキジガゼルがいる。ほかに黒熊、ウサギ、ムササビ、リス、竹鼠、鴨、インコ、ガビチョウなども沢山。

 普达措3.jpg

碧塔海の中に碧塔重唇魚という珍しい魚が生息している。古い魚類の一種であり、第四期氷河時期に残された古生物である。この魚の身は柔らかくて美味しいもので、魚料理中の一品だと称されている。しかし、チベット族は水葬を遂行し、魚は人間の肉を食べると思われるから魚を食べない。碧塔海重唇魚はチベット族に神魚と讃えられる。