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ヤムドゥク湖

ラサ市から北東に 100 km 離れ、羊卓雍錯(ヤムドク湖)は、チベット語で「トルコ石の湖」を意味する、ヤムドク湖の湖面は標高4441m、にあり、長さは東西130㎞、幅は南北70㎞、湖岸線は総長250数㎞に達する。平均深さ 30 m、最深部で 60m、 扇型で、南に広がるが北に行くほど狭くなる。チベットでは、湖は「錯(ツォ)」とも呼ばれる。羊卓雍錯(ヤムドク湖)、瑪旁雍錯(マーナサローワル湖)、納木錯(ナムツォ湖)と瑪旁雍錯(マナサロワール湖)はチベット三大聖湖と言われている。そして、一度魅了されると、虜になり何度も足を運びたくなる。

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ヤムドク湖には伝説がある。昔、ヤムドク湖は碧玉のような湖でした。その傍には白地村があり、そこに住む美しい女の子は毎晩、湖で体を洗っていた。そのため彼女の肌は白い玉のようにきれいであった。村に住む農奴の主人はこの娘を気に入った。ある晩、領主は彼女を家に連れ帰ろうとしたところに、仙女が現れ、凶悪な領主を数珠で打った。しかし領主は女の子を放さなかったために二人とも湖に沈んでしまった。翌日に、白い鳥が湖に飛来し、水浴びをしたり、羽ばだいたり、その光景は白雲のような羊の群れに見立て、女の子が白い鳥に化身したという噂が広がった。それからヤムドクは女神が変身したものだと伝えてきている。

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山と同様に、湖もチベット人にとっては神聖なものと考えられており、ヤムドクは聖なる湖でチベットの守護神の住処でありと崇められている。山がちな湖畔の沿道には高原湖と美しい山の景色が広がり、上空からドローンで撮影すると、遥か彼方には雪山が高くそびえ、氷河が広がるどこまでも美しい景色を目にすることができる。

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1996 年に、湖の西端にある小さな村バイディの近くに、ヤムドク水力発電所が完成し、チベット最大の発電所になり、また、低塩分の塩湖なので、現在は魚の養殖業も観光業と同様に発展し、ラサ最大の養殖場にもなっている。