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タントゥク寺(昌珠寺)

タントウク寺は、山南地区雅礱川の東岸の貢布日川の南麓にあり、ソンツェンガムポ王によって創建されたチベット最古の寺院の一つで、後期には各魯派に所属した。

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寺院は7世紀に吐蕃賛普のソンツェンガムポ(松賛干布)時代に創建され、帕竹政権時期に大規模な拡張が進められて現在の規模になった。ダライラマ5世の時期に一度修繕されて金の頂で覆われ、ダライラマ13世時期にも修繕されたこともある。蓮華生大師やミラレパなどチベット仏教史上著名な人物もタントゥク寺の辺りで修行したことがあると言われている。現在する修行地や遺跡は、仏教信徒が参詣する聖地になっている。

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寺院は東西長さ45m、南北幅29m、面積1,300m²以上で、構造はラサの大昭寺と似ている。境内では大量の古代壁画とソンツェンガムポ、文成姫などの塑像が残っている。寺院内で最も貴重なものは無数の小さな真珠で作られた仏陀のタンカ(仏画)。タンカは長さ2m、幅1.2mで、その中に29,026個の真珠、ダイヤモンド1個、ルビー2個、サファイア1個、他にもアメジスト、ターコイズ、珊瑚、黄金などが散りばめられた非常に豪華なものである。