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三星堆博物館

1986年、成都の北約40㎞の広漢市三星堆で二つの祭祀跡画発見された。考古学的な調査が進められた結果、新石器時代末期から夏末商初にかけての遺跡で、古蜀国の都である結論付けられた。1997年10月に三星堆遺跡博物館(旧館)が開館され、そして2023年7月28日に新館も開館された。新館の外観は起伏に富んだ3つのデッキ型で観光客サービスセンター、陳列展示、収蔵管理の機能を融合し、東側に2か所の展示スペースが設けられている。新館の屋根は斜面に土をかぶせ、隠れ式の建築構造で、建物が環境に溶け込みように建てられている。世界一流の標準に照らして、建築設計は「館園の結合」を理念に掲げ、旧館の外壁の螺旋曲線デザインを使用し、中軸線に沿って3つの覆土の積み上げは、「三星堆」を意味し、四川省の最新ランドマークにもなっている。

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三星堆遺跡で出土した青銅器ヤ金製品はどれも他に類を見ない形をしており、独自の文化を持っていたこと証明した。必見の展示物は青銅神樹、青銅大立人像と銅面具。数々の文物のトレードマークとされているのが「青銅戴冠縦目仮面」に突き出た人間の目の模様。この「目」につては、古蜀国では「目」がとても大事なものであったことから「目」を強調した文化が広がっていたという。青銅神木も祭祀活動と深く関連のあるものと見られる、それらの出土品の迫力に人々が魅力されている。

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三星堆遺跡で出土された多くの遺物にはまだ解明されていない謎や秘密が多数潜んでいる。四川省を訪れたならば、是非長江流域文明の源とされる三星堆博物館新館をご観光頂き、三星堆特有の神秘的な雰囲が感じてみよう。