張掖平山湖大峡谷は、市街地から60km離れ、標高は1500から2550mです中国のグランドキャニオンと呼ばれている。

峡谷の幅は2㎞から15㎞、北は高く、南は低く、この特殊な地形は約一億八百万年から二億四千万年前の間、中生代ジュラ紀から新生代の第三紀に堆積し、形成した赤砂礫岩。激しい地殻変動によって地盤が隆起や沈下、さらに長年に渡る風雨によって岩が削り取られて造り出したダイナミックな自然ののアートは感動である。

峡谷底から頂上までカンブリア紀から新生代までの岩層が幾重積み重なって、色合いも異なり、しかも、各地質年代の代表的な生物化石も含まれている。「生きている地質歴史の教科書」とも呼ばれ、コロラドの縮小バージョンとも言える。

敷地内はハイキングコースが整備され、渓谷に降りて歩いて絶景巡りを楽しむことができる。渓谷には水が流れ、赤、白とオークルを基調としている岩山は円錐や柱状の奇妙な形をし、聳え立つ、息を吞むほど景観が目に前に見えて、異様な迫力を感じさせる。