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敦煌 陽関

陽関(ようかん)は、敦煌の南西76㎞に位置し、古代シルクロードの重要な堅固な関所関所跡の1つ。ほとんどが砂に埋もれて、現在では漢代のものという烽火台が高台にの上に朽ちた姿で残っている。ここからの茫洋たる風景を目にするとかつてのシルクロードの歴史を思わずにはいられない。そのため「陽関」と称された。玉門関と併せて「二関」と呼ばれる。漢代に武帝が河西回廊を防衛する目的で建設した、西域交通南ルートのでの要所であった。

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中国では北を陰、南を陽と呼ぶため、南側の関が陽関と名づけられた。長年の風砂にさらされ、現在では壁の基底の痕跡がわずかに残る。唐代の詩人王維が詠んだ「西のかた陽関を出ずれば、故人無からん」という詩は、西域へと旅立つ友人へ送った唐詩である。