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大雁塔〈世界遺産〉

西安市の南4キロ位置し、唐の三代目の高宗李治が皇太子のとき、生母文徳皇后の冥福を祈り648年に建てた慈恩寺の境内に立つ塔で、西安のシンボルにもなっている。当時の規模はかなり大きかったが、唐代末期に戦乱のため焼き払われ、現存するのは当時の十分の一に過ぎない。

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652年に玄奘三蔵がインドから持ち帰ったサンスクリット経典や仏像を保管するために、慈恩寺境内に大雁塔を建てられた。当初は五層の塔であったが、則天武后の時代に大改造を行い十層になった。しかし、戦乱などで上部が崩壊した。その後、改修を続け、現在は7層で、高さは64m。塔の基礎と下層部分は、創建以来のままである。内部に木造螺旋階段がある、最上部まで登ると西安の町一望できる。

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玄奘三蔵は(602~664)、 13才で出家し、628年の秋、仏教の神髄を学ぶのため国禁を犯して28才で昔の長安からインドへ無許可出国した。 命がけの求法の旅、さまざまの苦難にあいながら天竺(インド)へ行って仏典を持って帰る話は『西遊記』で知られている、 三蔵法師は経、律、論に精通している僧侶に付ける敬称です。ときには三蔵と略され、そして三蔵は玄奘の固有名詞的に使うことにもなている。