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洛陽 観光ガイド

河南省の西部に位置する洛陽市は、5000年の歴史を誇る悠久の古都として世界に的に知られている。東周、三国の魏、西晋、北魏などが都を置いたところから、「九朝の古都」とも呼ばれる。

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洛陽は、中国古代文化の中心地であり、漢代には史家の班固(はんこ)、紙の発明者蔡倫(さいりん)、名医華佗(かだ)などが活躍し、唐代には李白(りはく)、杜甫(とほ)、白居易(白楽天)がここで多くの名詩を残した。中国最古の仏寺といわれる白馬寺や、南郊には北魏に始まる竜門石窟があり、仏教の一中心地でもあった。中国の歴史が好きな人にとって魅力的な名所旧跡が揃っている。また洛陽は牡丹の名称としても有名。毎年4月が牡丹が咲き誇る季節に牡丹祭りも開かれる。

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中日両国の悠久の文化交流史を見届けてきた古都洛陽は、日本の歴史や社会にも深い痕跡を残している。「洛陽」という名称は京都を指す雅称として使われ、日本人は京都へ行くことを「上洛」と言い習わしている。奈良の大仏にも、洛陽龍門石窟の盧舎那仏の影響が見られる。北宋時代の詩人李格非が著した『洛陽名園記』をもとに造られた金沢の「兼六園」は、日本庭園の代表となっている。西郷隆盛が南の島に流された際には、「洛陽の知己皆鬼となり 南嶼の俘囚独り生を竊む」(京都の友人たちは皆死んでしまったが、自分だけが南の小島に囚人となって死なずに生きている)という孤独な憤りを込めた詩文を詠んだ。日本側の視点から洛陽の歴史文化を味わい、中日文化の中の洛陽のイメージを探訪しましょう。