桂林（けいりん）は、広西チワン族自治区の北東に位置、山に囲まれている都市。町から南に流れる漓江沿いには、カリスト地形が生み出し山水画のような景観が数多く、名勝地として広く内外に知られている。

桂林は、中国を初めて統一した秦がこの地に桂林郡を設置して以来、すでに2000年以上の歴史を持つ、その間ずっと嶺南地方（広東と広西チワン族自治区）の経済、文化の中心地として栄えてきた。このような背景もあって、市内には国家級文化財があり、景色以外にも見どころが多い。特に岸壁や崖に刻まれたの詩文や、書画も桂林観光のハイライトでもある。

町には4つの湖があり、漓江と桃花江につながている。その両岸に 緑豊かな竹や木々が生い茂ている。 游覧船は昼夜を問わず川や湖を巡航する。暗くなると、湖がライトアップされて、色とりどりの光が夜の景色に人々を魅了される。地元の人々が公園や河川沿に散歩している姿がよく見かける。町全体はリラックスな雰囲気とのんびりとした生活を送っている。