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福建アモイ観光ガイド

厦門(アモイ)は、福建省の東南部、、九龍江の河口に位置する港湾都市で、台湾海峡に面している。中心となるのは東西13Km、南北14Kmのアモイ島。「アモイ」は厦門を地元の言葉の闽南語(台湾語の仲間)読みしもので、国際的にも通用している。

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史料によれば、アモイは唐の8世紀半ば(天宝年間)に福安と漳州から薛氏と陳氏が島に移住した時に始まったとされる。宋代に行政に組みまれ、明の(14世紀後期(洪武年間)に城が築かれて「祖国大厦之门」(祖国の大きな家の門)と呼ばれたため「厦門」の名が付いた。明清初には鄭成功が厦門や、台湾を拠点に清への抵抗運動を続けた。アモイ港は水深12m以上あり、周囲の陸地や島が堤防の役割を果たしている天然の良港のため、明の16世紀前期(正徳年間)以降は中国有数の茶葉輸出港として繫栄した。アヘン戦争の講和条約である南京条約(1842年)により開港され、コロンス島(鼓浪屿)に洋館が建設された。

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アモイは1980年に経済特別区にしてされ、1984年にコロンス島を含むアモイ全島が経済特別区となった。華僑資本を中心とした外資が進出し、日本企業も多い。

アモイ最大の観光スポットは古い洋館が立ち並びコロンス島。島にもいくつかのホテルがあり、アモイ島より静かな環境が魅力。風情ある街並みが美しいく、国内でも有名な観光地となっている。

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年間平均気温は21℃、亜熱帯季節風気候で冬はない。年間降水量は1200で4~8月に集中し、とくに6月が多い、7~9月は台風が多い。佐世保市、宜野湾市、北海道白糠町と姉妹都市提携を結んでいる。

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アモイ島には、1921年に創立された厦門大学、集美区には1918年に華僑の陳嘉庚(ちんかこう)(1874―1961)が創立した集美中学を中心とする集美学村とよばれる文教地区がある。対岸のコロンス島(鼓浪嶼)をはじめ観光保養地が多く、厦門大学の近くにある唐代創建の南普陀寺、鼓浪嶼の日光岩と鄭成功記念館などが有名。