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コロンス島(鼓浪嶼)

鼓浪嶼は、福建省南部にある厦門に面した海峡沿いにある小さな島。アヘン戦争後、1843年に厦門が商業港として開港すると、1903年に共同租界(外国人居留地)がこの島に設立された。ここは中国の玄関口として、さまざまな国や地域の人々との交流地でもあった。島内には931もの建造物が並び、今でも当時の姿を残している。

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この島が一般的に知られるようになったのは、明末に民族英雄--鄭成功がこの島で反清抵抗軍の調練を行ってからで、清末の1902年には列強の租界地とされ、イギリス、アメリカ、フランス、日本、ドイツ、スペイン、ポルトガル、オランダなどの国が領事館や病院、学校、教会などを建設した。鼓浪嶼の建築物は、外国人居住者や海外から帰国した中国人によって、独自の建築物を生み出した。中国、東南アジア、ヨーロッパの建築文化の交流が見られ、ここで生まれたアモイデコ様式は東南アジアなど幅広い地域に影響を与えている。

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島は海水の浸食によって複雑な海岸線を有していて、きめの細かい砂で有名な砂浜が周囲を囲んでいる。島内には多くの公園が造られ、海と風によって育まれた巨石奇岩と相まって、その独特の景観は「海上明珠」、「海上花園」とも呼ばれています。島の主な観光スポットは日光岩、菽荘花園、皓月園、毓園、環島路、鄭成功記念館などがある。また、コロンス島は音楽の聖地で、音楽人材が多数輩出し、ピアノの保有台数は中国一で、住宅街で耳を澄ませばピアノやバイオリンの音が聞こえてくる。「ピアノの島」、「音楽の郷」とも呼ばれている。

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