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福建土楼

福建省南西部の約120kn範囲には、土楼と呼ばれる集合住宅が点在している。土楼は3世紀に、異民族の侵入に追われ南下し続けた客家の人々が、安住のために築き上げた要塞のような城壁に囲まれた建築物でである。

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現在も46の土楼が残っていて、円形または方形であるのが特徴。それぞれの土楼は一族全体が住むという村のような存在となっていて、外観は質素であるものの、内部は中庭沿いに部屋が広がっていて、集団で生活できるような快適な空間が広がっている。

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土楼群れには、振成楼、承啓楼と遺経楼はその典型的なものである。振成楼は永定県湖坑郷洪坑村にあり、1912年建てられ,面積は約5000㎡で。振成土楼は中国伝統的な八卦を模して作られていて、内部には220の部屋があり、今でも数百人が普通に生活しでいる。

承啓楼は永定県古竹郷高頭村にあり、清朝の1709年(康熙四十八年)に建てられ、面積は5376.17㎡ある。承啓楼は《圓楼之王》の別名があり、1986年発行した中国1元切手の図柄にもなっている。承啓楼(円楼)のすぐ隣には、世澤楼(方楼)、五雲楼(方楼)と3軒並んで建てられている。

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遺経楼は永定県高陂郷上洋村にあり、清朝の1851年(咸豊元年)に建てられ、面積は10336㎡の方形土楼である。部屋が280室、建築の構造は整然としている。