CHINA OVERSEAS TOURIST CO.,LTD

  • +139 0918 8587
  • isamu@otcxian.com
: ホーム > 重慶・三峡クルーズ > 景点介绍
大足石刻〈世界遺産〉

大足地区は、重慶市から北西へ約168km離れた小さな町で。多くの石窟が点在することから1999年に世界文化遺産に登録された。

 大足.jpg

ここは唐代末期の9世紀から石刻が始められ、清代に至るまで綿々と継続された。最盛期は宋代(10世紀~13世紀後期)と言われる。北山、宝頂山、南山、石篆山、石門山には、石像が5万体以上刻まれ、石碑は合計で10万点以上も存在。特に宝頂山にある大仏湾と呼ばれるエリアにある、全長31mの釈迦涅槃像や千手なだ壮大なものもあれば、養鶏女や牧牛図など日常生活を表現したものもある。色鮮やかに色彩された石刻が多いのも特徴。

大足1.jpg 

石刻の多くは大乗仏教をテーマにしているものの、道教や儒教の石刻が見られ、中国三大宗教の石刻が揃っているのが特徴。中国の石窟としては保存状態がよく、美術的価値も高いとうことで評価されている。これらは当時の仏教美術が分かるのと同時に、人々が信仰する宗教の時代による変化と発展も分かる。