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ハルビン市靖宇街の中華バロック街

まずは、ずらっと並ぶ中華バロック建築に感動!

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100年前のハルビンは、東西に2区があるのみでした。東区は「道里」と「南崗」で主に外国人が居住していった。西区が「道外」で中国人が住んでいった。1900年代、商業の町として栄え、人、馬車、物が忙しく行きかう場所であった。

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次第に互いの文化が融合し、伝統的な中国の建物に西洋の様式を取り入れた「中華バロック」と呼ばれる建築が軒を連ねるようになった。一見すると西洋風であるが、細かい装飾などからは中国の文化が見られる。洋風の外観に中国式の内装で現在でも観光客の目を楽しませている。また「中華バロック」といわれる街並みでは、散策する以外に食事を楽しむことができる。100年の老舗のお店でアイスキャンディを食べたり、地元の人で賑わう市場をぶらぶらしたりできる。以前は商業で発展したということは建築から見てとれるが、現在の町の雰囲気は地元の人が行きかう下町になっている。そのギャップが面白く感じる。